99セントが曲が買える? そんなことは限りなくつまらないこと。iTuens 4が本当に変える,音楽の姿を直視せよ!
quote:iTunes 4の登場以来,地球上のマックユーザーは自身のデジタル・ミュージックを簡単にストリーミング放送できるようになった。スパイマック・コムは,ウェブブラウザからそれにアクセスできるスパイマック・ミュージックのページを開設した。
過去記事でも取り上げたが,改めて考えてもiTunes 4のこのカタヤブリな機能には開いた口がふさがらない。iTunes ミュージック・ストア(IMS)(ZDNet Newsの記事)なんて実は予想範囲内のどぉでもいいことで,注目すべきはこの全楽曲のストリーミング共有の方だ。本当にパソコンの音楽を変える,のは,これだ。もしかしたらアップルはわざとIMSに興味をそらして,このストリーミング機能が取り沙汰されないのを笑っているかもしれないナ,ククク。
もうちょっと高速回線が普及し,iTuensを使っている人がみんな自分の手持ちの楽曲を共有し出したらどぉなるか? 自分のハードディスクにはひとつも音楽ファイルがないのに,何万曲ものプレイリストが表示されるこのソフトの価値は? 意味は? そしてそれを完璧に引き出すスパイマック・ミュージックのページは,ひとつの,そして最後の答えを示している。スパイマック・ミュージックのページに登録されている項目の右端の三角矢印(「daap://…[IPアドレス]…」というリンク)をクリックするとiTuensが立ち上がり,世界のどこかにいる人のiTunesに登録されている曲がすべて表示され,完全に自由に好き勝手にアクセスできる。曲名,歌手名,アルバム名で目的の曲を持っている人を探すこともできる。ほら,音楽が,どぉあるべきか,みえてきたでしょ?
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